用語辞典

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ドラキュラ
人の血を食して生きる吸血人間。
人がドラキュラに噛まれ、その後に血を与えられると自らもドラキュラになり、不老不死となる。
基本、人の血のみで生き、人の血に飢え、人を襲う。
人(食糧)の取り合いになるので、仲間はむやみには増やさない。
普段は人のふりをして生きている。
弱点は、銀の物、十字架、日光、にんにく。
吸血コウモリ
人の血を狙って襲ってくるコウモリ。
混血ドラキュラ
人とドラキュラの血が入った混血のドラキュラ。
混血のため人を殺すことは好まないが、血を欲している。
普通の食べ物も食べるが、血も飲まないと生きていけない。
ゆっくりと年をとり、50年生きると人間の10歳くらいに成長。
弱点は特にない。
『メイドラ』の物語は、貿易事業で栄える名家・角倉一族の屋敷で展開される。
ドラキュラが好む「血」を持つ角倉一族は、その身を守るため、混血ドラキュラの「メイド」たちと
代々、契約を結び、特別な関係を築いている。
角倉一族(すみのくら いちぞく)
貿易事業で冨を蓄え栄えている一族で、代々続く名家。
ドラキュラにとって、この一族の「血」は美味しく、かつ、少しの量でも活力が湧くとされている。
そのため、多くのドラキュラに狙われている。
一族は広大な土地に住んでおり、メインの屋敷を中心に、それぞれの家族の屋敷がある。
メイドラキュラ
角倉家に仕える混血ドラキュラのメイドたち。
古くから、角倉一族を護る代わりに一族の特別な「血」をもらっている。
血をもらうときは、歌や踊りで角倉家の感情を変えることで、「血」の味を望むものに変えている。
角倉一族の者は、「メイドラ」の一人と一対一の主従関係を築くことによって、一人前と見なされる。
そのため、一定の年齢になった角倉一族の者とメイドは、敷地中央のメインの屋敷で一緒に暮らすことにより、運命の相手を見出す慣習になっている。
運命のメイド
主人と運命のメイドが一組のペアとなったかどうかの判定は、メインの屋敷にある聖杯に角倉家の候補が「血」を垂らすことによって行われる。
垂らされた「血」が、聖杯の中で角倉家の紋章である「薔薇」を形づくり、なおかつメイドのリボンの色に輝くと、相手が確定したと見なされる。
運命のパートナーとなった主人とメイドは、メインの屋敷から自分の屋敷に戻って暮らすようになる。